想定外を乗り越える「現場の判断」と、コンクリートの強さ
今日は上下水道の引き込み工事を行いました。 事前の情報と現場の実際が異なることは珍しくありませんが、今日も「現場ならでは」の判断が求められる一日となりました。
1. 掘ってみてわかった「本管」の違い
当初、本管はVP(塩ビ管)と聞いていましたが、実際に掘削してみるとHI(耐衝撃性塩ビ管)であることが判明しました。これによって取り出しの部材や収まりが変わります。 今回はサドル分水栓を取り付け、ステンレス管を用いて取り出しを行いました。深さは1.3メートル。さらに、宅内へ引き込む手前に深さ90cmの他管が通っていたため、これらをなだらかに避け、さらに深さ80cmほどある側溝の下を潜らせる必要がありました。
ユンボが入らない狭い箇所は手掘りで慎重に進めましたが、こうした複雑な配管ルートをパズルを解くように構築していくのは、職人としての腕の見せ所です。
2. メーター交換と最新の仕組み
今回はあわせて、メーターを13mmから20mmへ変更する作業も行いました。 最近のメーターボックスは、片側の金物を締め込んで固定するタイプが増えています。まずは手でしっかり回し、最後はパイレンを使って確実に増し締め。水漏れがないことを確認し、スムーズに交換を終えることができました。
3. 1mm²の重みを知る
現在勉強中の2級土木施工管理技士の知識も、現場での実感を深めてくれます。 土木で使われる高強度のコンクリートは、わずか1ミリ平方メートルで数キロの重さに耐えます。私たちが今日舗装した道路も、そうした緻密な計算と強度の積み重ねでできている。 そう思うと、埋め戻しの一歩、転圧の一回にもより一層力が入ります。
4. 現場の「波」と向き合う
今日は現場が会社から近かったこともあり、残土の運搬や資材の調達を効率よく回すことができ、予定より早い時間に帰社できました。 上下水道の仕事は、現場によって非常に時間がかかる日もあれば、今日のようにスムーズに進む日もあります。
こうした「現場の波」を、チーム全体でいかに前向きに捉え、不公平感のない「働きやすい環境」に変えていけるか。技術の向上と同じくらい、大切な課題として向き合っていきたいと考えています。
