未来の現場を「見える化」する。~リフォームのシミュレーションと現場の知恵~
最近、自分の仕事の進め方について、新しい挑戦を始めています。それは、2027年に向けて計画しているリフォーム事業の「徹底的な事前シミュレーション」です。
1. トイレリフォームの「裏側」を読み解く
先日も、トイレリフォームの初動アクションについて深く掘り下げて考えました。便器を新しくするだけならシンプルですが、現実はそう甘くありません。
「床を剥がした時に構造材を傷つけないか」「配管をずらした後の跡をどう美しく隠すか」「コンセント位置が変わる場合の電気工事と内装補修の範囲はどこまでか」。 こうした「現場で起きうるイレギュラー」を事前に想定し、見える化しておく。
「何が起きるかわからないから受けられません」ではなく、「これだけのパターンが想定できるから、ここまで対応できます」と言える準備。この安心感こそが、お客様に選んでいただける理由になると信じています。
2. 先行外部配管で見せた「泥臭い丁寧さ」
先日お伺いした先行外部配管の現場では、地面を掘ると想定外の分厚いコンクリートが出てきました。排水の深さも図面よりずっと深く、イレギュラーの連続です。
図面通りにいかないのが現場の常ですが、そこを仲間と協力して即座に判断し、専用のカッターを回して道を切り拓く。 また、今回は仕上げの砕石を汚さないよう、ブルーシートを敷いて土と砕石を徹底して分別しながら作業を進めました。
こうした「手間を惜しまない丁寧な施工」こそが、SNSの華やかな発信よりも先に、僕たちが固めるべき「信頼の土台」です。
3. 「ガラスの天井」を超えて、個人の時代へ
夜、テレビで「ガラスの天井」という言葉を耳にしました。見えない障壁。 性別や職種による壁は、今の時代、少しずつ薄くなっているのかもしれません。大切なのは「職人だから」「会社員だから」という括りではなく、一人ひとりがプロとして「どうなりたいか」という意思を持つこと。
僕たちの会社も、一人ひとりが誇りを持って働ける。そんな「天井のない組織」を目指して、まずは目の前の一現場、一つのマニュアル作成から積み重ねていきます。
