100年企業の「礎」を築く。~「迷いのなさ」に潜む落とし穴~
昨夜は激しい雨の中、サウナでリフレッシュしながら「経営者としてどうあるべきか」を考えていました。青木仁志さんの動画で学んだ「委任責任」——社員に仕事を任せる以上、現場で起きたことの最終責任はすべて社長にある。その覚悟が、信頼される組織の第一歩だと改めて感じています。
1. 「何によって覚えられたいか」
マネジメントの父、ピーター・ドラッカーが12歳の時に、牧師からこう問われたそうです。 「あなたは何によって覚えられたいですか?」 そして、「50歳になってもこの問いに答えられないなら、人生を無駄に過ごしていることになる」と。
今の私の答えは明確です。 **「アリマ設備工業を100年続く企業にするための、盤石な仕組みと礎を築いた人間」**として覚えられたい。 家族、社員、そして地域のお客様。設備業という仕事を通じて、関わるすべての人に貢献できる「好循環の仕組み」を作ること。それが私の人生の目的です。
2. 「慣れ」と「思い込み」が教えるもの
今日の玉村町の現場では、その「仕組み」の大切さを痛感する出来事がありました。 同じ現場を4回も掘り、地下の状況は熟知しているつもりでした。「本管がこの深さなら、分岐している配管もこの程度は深いはずだ」という迷いのない確信がありました。
しかし、現実はわずか70cmという極めて浅い位置に、不規則に曲げられた古い配管が隠れていました。結果、掘削中にその配管を破損させてしまいました。 かつての「とりあえず繋がっていればいい」という不正確な施工。こうした「負債」を次世代に残さないために、私たちは今、誰が見ても正確で、100年後も誇れる基準で施工しなければなりません。
3. 事実に向き合い、言葉を磨く
日経新聞の記事で、中国の学校がAIの「大実験場」になっているという話がありました。生徒の筆圧から食事の栄養まで個別管理する合理性には驚きますが、一方で「人間らしさ」をどう守るかという課題も感じます。
私も今日、電気工事士の過去問を解き始めましたが、便利なツールを使いこなしつつも、現場で起きる「想定外」に即座に対応できる直感や、事実に基づいた誠実な対話力を磨いていきたい。
「あの時、しっかり基盤を作ってくれたから今がある」 100年後の後輩たちにそう言ってもらえるように。明日もまた、誠実な施工と、確かな仕組みづくりに励みます。
