自分の強みと弱みを知る! 『ストレングスファインダー』をやってみた

自己分析についてネットで調べていた時に、たまたま発見して興味を持った「ストレングスファインダー」。
実際にやってみて、自分の強みや弱みに対して確信が持てずに悩んでいる人にとてもおすすめだなと思いました。
個人的には、就活とかする前にやっておけばよかったと感じています。
ストレングスファインダーについて
ストレングスファインダーは、アメリカのギャラップ社が作った自己分析ツール。
34の資質の中から自分のトップ5の強みを、177の質問に答えることで診断してくれます。さらに、約7500円を課金することで自分の34すべての資質の順位を知ることもできます。
まあまあいいお値段ですが、やる価値は十分あると思います。
ストレングスファインダーは納得感が高かった
ストレングスファインダーをやってみて、単純に納得感が高かったです。
その理由は
・自分の資質の詳しい説明
・その資質が高い人たちの声
・資質を生かすための行動例
・上位資質の融合による性質
・その資質が高い人との働き方のポイント
などが、34の資質それぞれに細かく書かれていたからです。これまでの人生を振り返っても、「こんな考え方や行動、確かにしてたな」と思い当たることがたくさんありました。
私は特に上位資質の融合による性質については、普段から無意識にやっていることが多く、深く納得しました。
私の強みの上位資質
私の上位資質トップ5は、こちらでした。
1.分析思考
2.達成感
3.責任感
4.共感性
5.慎重さ
どれも言葉通りのイメージで伝わるものばかりですが、4番目の「共感性」だけ少し説明します。
これは、「人の感情を敏感に感じ取る」資質です。
強みが悪い方向に出てしまった小・中・高校時代
これらの5つの資質を見て思い出すのは、小・中・高校時代、強みをうまく活かせずに悪い結果を招くことが多かったことです。
例えば、学校の授業で「感想や意見を書いて授業の最後に提出してください」と言われたとき、私はクラスでもかなり遅い方でした。

『分析思考+責任感+慎重さ』が融合すると、「もっと深いことを書かないと」「変なことを書きたくない」と考えすぎて、手が動かない。周りがどんどん書き進める中、私は焦るばかり。最終的には授業終了直前に、適当なものを提出するという感じでした。
強みを活用できた大学での設計製図の授業
一方で、大学の設計製図の授業では、上位資質うまく活用できました。
設計製図は、1か月半~2か月かけて課題の建築物を作り上げる授業です。考える時間の猶予があり、自分でやるべきことをしっかり決められたため、私の強みを活かしやすい環境でした。

具体的には
・目標を立てる(達成欲)
・スケジュールを組む(達成欲+責任感)
・使う人の目線で考える(共感性+慎重さ)
・自分の案を分析して改善していく(分析思考)
といった行動を意識的に行うことができました。
この授業を通して、「目標や目的を設定し、準備を進めることで自信を持てる」ということに初めて気づきました。
本番に強くなるには、「ここまでやった」と自分で思えるくらい準備しておくことが私には必須です。準備さえできていれば、問題が起きても落ち着いて対応できます。
将来的には、家業(設備業)でも目標設定とスケジュール管理を徹底し、自分の強みを活かしていきたいです。
私の弱みの下位資質
私の下位5資質はこちらです。
30.信念
31.収集心
32.コミュニケーション
33.包含
34.社交性
ここでの「コミュニケーション」とは、自分の考えを言葉でうまく表現できるかという資質を指します。「包含」は、相手を受け入れ、孤立している人を輪の中に入れようとする力です。
これを見て、「自分はめちゃくちゃコミュ障なんだな….」と思いました(泣)。
「信念」や「収集心」、「包含」については、弱みであってもそこまで大きな問題にはならないと思っています。
しかし、「コミュニケーション」と「社交性」だけは、弱みだからといって避けてばかりもいられません。初対面の人と話すのは、私にとってかなりのエネルギーを使います。

でも、社交の場に行くときも、準備をしっかりしてミッション形式で楽しむことで乗り越えられた経験もあります。
弱みが強みの妨げにならないためにも、
「準備+達成ミッション」というスタイルで、これからも挑戦していきたいです。
クラウスのひとりごと
自分の強みのことをちゃんと理解していないと、自分の弱みよりも弱点になってしまうこともあります。しっかりと強みと弱み含めて自分に合った行動をしていきたいと思います。