1.5億円の壁と、タイヤの軸調整。〜「根拠のある安心」を求めて〜
休日の朝、日経新聞の「長屋再生」の記事を読みながら、私たちが目指すリフォーム事業の未来に思いを馳せていました。
1. 社会課題を「自分事」にするリフォーム
使われなくなった市営住宅を職住一体の住宅として再生させる試み。これは単なる「修理」ではなく「まちづくり」です。 私たち水道屋がリフォームを手がける際も、単に設備を新しくするだけでなく、「断熱化で家族が健康に暮らせるようにする」「地域の空き家問題を解決する」といった広い視点を持つことで、地域社会とより深く繋がれるのではないかと感じています。
2. 算数で解く「理想と現実のギャップ」
経営の動画を見ながら、自社の売上目標を計算してみました。 もし、今の主力業務だけで目標売上を達成しようとすると、現在の7倍以上の現場を回さなければならないという、物理的に「不可能な数字」が見えてきました。
「気合で頑張る」のではなく、「今の仕組みでは無理だ」と数値で認めること。そこから初めて、新しい技術や「マスター・クラフトマン制度」のような新しい仕組みへの投資の必要性が、確信に変わります。
3. 「わからない」をそのままにしない
午後は、来週の家族旅行に備えて車のタイヤ交換へ。 作業中、予定になかった「軸の調整」や「防腐処理」を提案されました。命を預ける車のことなので、最終的には妻の安心を優先してお願いしましたが、その後の帰り道で一つの約束をしました。
「専門外のことでも、わからないまま勢いで決めない。一度持ち帰って、二人で納得してからお金を使おう」
これは仕事でも同じです。お客様に「よくわからないけど、プロが言うから……」と不安なまま契約させてはいけない。徹底的に数値や根拠を見える化し、納得して選んでいただく。そんな誠実な商売を、アリマ設備工業のスタンダードにしていきたい。
4. 愚直な改善の積み重ね
夕食前、夫婦で1週間分の常備菜を仕込みました。 野菜を切る、蒸す、漬ける。一つひとつは地味な作業ですが、この準備があるからこそ、忙しい平日を健やかに乗り切れます。
企業の改革も、家庭の健康管理も、そして現場の配管も。 「現状を正しく把握し、小さな改善を愚直に積み重ねる」。これこそが、100年続く企業への唯一の道なのだと、野菜のピクルスを漬けながら改めて心に刻んだ日曜日でした。
