読書感想文

実践記録②】「あした死ぬかもよ」ワークやってみた(しつもん6・8)

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前回に引き続き「あした死ぬかもよ」のワークに取り組んでいきます。

今回はしつもん6・8に挑戦。少しずつですが、自分の本音や価値観が言葉として見えることが面白くなってきました。

しつもん6:「これだけは失いたくない」ベスト5

「失ったらイヤだな」と思うものを思いつくままに書き出してみました。

・健康な体

・家族

・家業

・友人

・思い出の写真や動画データ

・お金

・大学院のゼミの資料

・ブログ記事

・建築設計で作ったポートフォリオ

・1級建築士の資格

こうして書き出してみると、自分がこれまで大事にしてきた歩みの記録や、人生をともにしてきた人たちへの思いが見えてきました。中でも「絶対に失いたくないもの」ベスト5を選ぶと…

  1. 家族
  2. 健康な体
  3. 家業
  4. 友人
  5. 思い出の写真や動画データ

自分にとって「なくなったらもう戻らないもの」ばかりです。お金は少し毛色が違いますが、人生を楽しむための選択肢を広げるうえで、やっぱり欠かせないなとも思います。

心に響いた坂本龍馬の名言

本書の中で紹介されている名言の中で、個人的に最も響いたのがこの言葉。

「なんでも思い切ってやってみろよ。どっちに転んだって、人間、野辺の石ころと一緒。最後は骨となって一生終えるのだから。だから思い切ってやってみろよ」

何年か前に一度本書を読んだ時から、ずっとかっこいいなと思って印刷して壁に貼っています。

この言葉の好きなところは、「人生をいい意味で軽く捉えている」ところです。幕末のように、いつ命を狙われるか分からない時代に生きていた坂本龍馬だからこそ、この言葉には重みがあります。

現代はそこまで命のリスクは少ない。けれど、私たちも「死」を意識して生きれば、生き方は確実に変わってくる。後悔を減らしたいなら、まずは思い切ってやってみること。失敗しても、「野辺の石ころ」みたいなもんですから(笑)

しつもん8:5つのミラクル・クエスチョン

これは少しユニークなワークです。

「ある晩、あなたに軌跡が舞い降りて、あなたの願望がすべて叶えられたとします。あなたは自分の身に軌跡がまいおりたことに気づかずに目を覚まし、いつものように1日が始まります」

という前提で、以下の5つの質問に答えていきます。

①奇跡が起こったことに、あなたはどんなことで気づく?

A:鏡に映る自分の体に、前日にはなかった筋肉の凹凸がくっきり見えたことで気づく。

②あなたは、いつもとは違う、どんな行動をとっている?

A:いつもより自発的に人に話しかけ、自分の役割をしっかり自覚して行動している。

③家族や仕事仲間たちは、あなたにどう接してくれる?

A:みんな笑顔で、朗らかに接してくれる。

④奇跡の1日は、普段と比べてどう違う?

A:ダラダラせず、すべての行動にメリハリがある。

⑤今の自分に無理なくできそうなことは?

A:「④のメリハリをつける」は意識次第で取り入れられそう。

奇跡の1日を妄想してみた

このワークでは、自分が理想とする1日を描くのが鍵。細かく想像してみると、日々の生活や仕事への理想も浮かび上がってきました。

朝の時間:

・朝は4時に起きる。寝室前日の夜より一回り大きくなっている。白を基調とした部屋で大きさ以外は特段変わっている様子はない

・洗面所で体重測定 → 鏡に映る自分の筋肉の凹凸が明らかに進化している

・読書とブログ執筆で自分に向き合う時間をとる

・ランニングのために庭に出ると、色とりどりの木や花が咲く美しい庭が広がっている

・近所の住宅街を走っていると、雰囲気のいい河川敷を発見して気分が上がる

朝の家族時間:

・妻と一緒に朝食とお弁当を準備しながら会話を楽しむ

・朝食では家族全員でテーブルを囲み、笑顔で旅行の計画を立てている

・お金の心配をせず「どこ行こうか」「何したいか」を自由に話し合える雰囲気

仕事:

・会社へは車で5分の距離。無駄な移動時間がなく快適

・出社後、父である社長に元気よく挨拶。自分の声に自信と活力を感じる

・社内は整然としており、雑然とした雰囲気はない

・若手社員とベテラン社員が自然に笑顔で交流。社内の空気が温かい

・朝礼で作業内容を確認し、現場へ向かう

・現場では、若手社員も自発的に動き、チーム全体に活気がある

・メリハリのある働き方が社内に根付いていて、集中力が高い

・会社に戻ると、母、伯母、姉もそれぞれの持ち場でいきいきと活躍している

・自己申告型給与制度が機能し、全員が自分の価値を考えて動けている

・社員間に感謝が循環し、業績も順調。希望がもてる会社の未来が見える

夜の時間:

・帰宅後、妻と一緒に夕食を作りながら今日の出来事を話し合う

・家族で和やかに夕食。みんなが笑顔で今日を振り返る

・食器を片付け、翌朝の準備も済ませてスッキリ

・自宅にはプライベートサウナがあり、庭を眺めながらゆったりと整う

・ストレッチや体のメンテナンスで1日をリセット

・21時に就寝。心も体も満たされた状態で深い眠りに入る

妄想してみて「これを絶対にやりたい!」という強い願望はあまり出てきませんでした。ただ、思ったのは「何をするか」よりも、「どんな状態でいたいか」を大切にしている自分がいるということ。

クラウスのひとりごと

「こんな1日、いいなぁ」と思い描くことは、未来の自分の道しるべになる。
今回書き出した1日が、実現不可能な夢ではなく、「今の延長線上」にあるんだと気づけたのが、いちばんの収穫でした。

ABOUT ME
Kurausu
Kurausu
設備屋のせがれ
イケオジ経営者になりたい者
建築現場監督として3年半働き、現在は家業の設備屋を魅力的な会社にするべく奮闘中。
イケオジ経営者になるために,日々やっていることを記録していきます。
一緒に成長していきましょう!
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