給料、技術、そして「会社の形」。~正当な評価が未来を創る~
昨日の夕方、社長とこれからの「給料」について話し合いました。 物価も上がり、社員のみんなの生活を守るために給料を上げたい。これは経営者として当然の想いです。しかし、そこで直面するのが「どう評価を形にするか」という難しい問題です。
1. 100年企業に欠かせない「評価の軸」
難易度の高い工事をバリバリこなす職人もいれば、丁寧な仕事を積み重ねる事務スタッフもいます。また、会社が苦しい時に支えてくれた過去の恩義もあります。 しかし、これからの「100年続く企業」を目指すなら、情や感覚だけでなく、明確な「貢献度」に基づいた仕組みが必要です。
「頑張った人が、頑張った分だけ正当に報われる」 そんな当たり前だけど難しい仕組みを作るために、今、僕が提案している「マスタークラフトマン制度」が鍵になると改めて確信しました。
2. 現場での「1分」を削るための「1枚のテープ」
今日の現場は、僕が初めて行った先行外部配管のメーター数に比べて、約1.5倍のボリュームがある作業でした。 そこで痛感したのは、「確認作業」に奪われる時間の多さです。「建物から何センチだったかな?」と何度も図面を見直したり、スプレーで書いた印が土で消えてしまったり……。
ベテランの職人さんは、擁壁にマスキングテープを貼り、そこにマスの位置やスリーブの芯を書き込んでいます。これなら、パッと見た瞬間に「やるべきこと」が分かり、迷う時間がゼロになります。 「一歩先の作業をイメージして、必要な道具を揃えておく」 そんな小さな段取りの差が、夕方の1時間のゆとりを生むのだと学びました。
3. AIは「優秀な部下であり、上司」である
明日は社内会議があります。 僕がこの数ヶ月、試行錯誤してきたAI(Gemini)の活用についても共有する予定です。AIは、こちらが使いこなせば「何でも知っている優秀な上司」にも、「事務作業を爆速でこなす部下」にもなってくれます。
個人のスキルに頼りすぎるのではなく、便利な道具をみんなで共有し、現場の負担を減らしていく。そして生まれた余裕で、さらに高いクオリティの仕事を目指す。 そんな「ウェルビーイング(みんなが幸せに働ける状態)」を、アリマ設備工業の文化にしていきたい。
明日の会議は、そのための大きな一歩になりそうです。
